1 聚楽
地元民に愛され続けてきた千里中央駅直結の専門店街「せんちゅうパル」で営業を続ける老舗中華料理店。親しみのある中華料理の定番メニューとお得なランチ定食が近隣のオフィスワーカーたちの胃袋を掴んで離しません。ランチタイムは行列ができても回転は早く、お持ち帰りメニューがあるのも嬉しいポイント。
1 聚楽
地元民に愛され続けてきた千里中央駅直結の専門店街「せんちゅうパル」で営業を続ける老舗中華料理店。親しみのある中華料理の定番メニューとお得なランチ定食が近隣のオフィスワーカーたちの胃袋を掴んで離しません。ランチタイムは行列ができても回転は早く、お持ち帰りメニューがあるのも嬉しいポイント。
2 ニューアストリア
看板メニューのカツサンドは、注文が入ってから目の前のカウンターで調理をスタート。カツとソース、トマト、レタス、玉ねぎの甘みが絶妙に絡み合い、一度食べたら忘れられない味に。常連客はカツサンドとミックスジュースをセットにオーダーする人が多いのだとか。ご贔屓にしたくなるのも頷ける名店です。
3 果琳 千里中央店
1973年創業。駅前のビルの一角でありながら、木の温もり溢れる落ち着いた空間で、美しいコーヒーカップに丁寧に注がれた珈琲を味わえる老舗喫茶店。元青果店を営んでいたオーナーが厳選した林檎を使ったアップルパイも絶品で、ケーキはテイクアウトも可能。知っていると自慢できるお店です。
4 さくららうんじ(千里阪急ホテル内)
1970年日本万国博覧会(大阪万博)と同年に開業し、建築家・浦辺鎮太郎が手がけた重厚でモダンなデザインが多くの人々の記憶に刻まれてきた千里阪急ホテル。その2階のメインラウンジでは、四季折々の風情を見せるホテル自慢のスイーツや食事を楽しめます。さくら模様のレトロな絨毯もフォトジェニック。
5 FARMAN KITCHEN MARKET
“畑(ファーム)と人(ヒューマン)を繋ぐ”を掲げるマーケット。有機農家から仕入れる色とりどりの野菜や果物、艶やかな精米、無添加の調味料が並ぶ店内は、眺めているだけでも心が豊かに。旬の野菜をたっぷり使った絶品サンドウィッチを提供する「SANDWICH DAY」も着々とファンを増やしています。
6 el Bau Decoration
ふと足を止めたくなるモダンな建物に一歩踏み入れると、自然の恵みにたっぷり触れられる空間が広がっています。1Fは切り花やプラントの販売とカフェ、2Fはその日に仕入れた食材で料理を提供する、メニューのないレストラン(要予約)。自然の美しさとおいしさを全方位から感じることのできるお店です。
7 Sakura grill
「国産和牛のハンバーグ」「有頭海老フライ」「鉄板ナポリタンスパゲティー」など、洋食好きを唸らせるメニューが目白押し。中でもハンバーグは、食べた瞬間、口の中に肉汁と自家製デミグラスソースのコクが広がります。気取らないのにどこか優雅な空気が流れているのも、常連になりたいと思う所以かもしれません。
8 石鍋KOH
スンドゥブやチゲ鍋など、天然石でできた石鍋料理を楽しめる韓国料理店。牛骨スープと鶏ガラ、5種類の野菜をじっくり煮込んだ秘伝の出汁は、カプサイシンやコラーゲンも含み、石鍋の遠赤外線効果でコクと旨味を一層引き出します。店主の出身地・チェジュ島の民家をイメージした、居心地の良い空間も魅力です。
9 bird tree
緑豊かな千里南公園に佇むダイニングカフェ。ベビーカーや車椅子でも入店できる広々とした店内とテラス席でいただく料理は、但馬鶏や淡路産牛、産地直送の野菜など、素材選びにもこだわりが。「安念芋ときなこのスイートポテトパフェ」や「ブリュレをのせたベイクドチーズケーキ」など、スイーツも絶品です。
10 国立民族学博物館(万博記念公園内)
世界最大級の博物館機能と大学院教育の機能を備えた、文化人類学・民族学の研究所として「みんぱく」と略され親しまれている研究博物館。オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアなどの地域展示と、音楽・言語の通文化展示などで構成され、約34万5千点を所蔵。特別展や体験型ワークショップも随時開催しています。
11 大阪日本民芸館(万博記念公園内)
日本万国博覧会(大阪万博)の展示館「日本民藝館」を引き継いで開館。国内外の陶磁器や染織品など、日本各地の優れた工芸品を展示しています。ミュージアムショップでは工業デザイナーである柳宗理デザインの製品も販売。自然に密着したものづくりや日々の暮らしを心豊かに過ごすことについて、ヒントをもらえる場所です。
12 太陽の塔(万博記念公園内)
1970年日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ「人類の進歩と調和」を表現した、芸術家・岡本太郎による作品。塔の内部には巨大造形物〈生命の樹〉がそびえ、樹体には単細胞生物からクロマニョン人まで、生物進化をたどる33種の“いきもの”の姿が。他に類を見ないインスタレーションが広がっています。内部見学は前日までに要予約。
13 EXPO’70 パビリオン(万博記念公園内)
約6,400万人が訪れた大阪万博当時の鉄鋼館を利用し、記念館として再生したEXPO’70パビリオン。日本の高度経済成長期当時の状況やアジア初として開催されることとなった日本万国博覧会の開催準備、会期中の各パビリオン、催しなどの紹介を行なっています。臨場感あふれる大阪万博レガシーの展示は必見。
14 NEU café
万博記念公園中央口の目の前に昨年オープンしたニュースポット。国産小麦、白みそ、ごま油を使用した「ボールカステラ」は、老若男女に愛されるどこか懐かしい味で、公園での食べ歩きにもぴったり。公園を散策した後に、イートインスペースで、大阪を代表するクラフトビール「箕面ビール」をぐいっと飲み干すのも最高です。
15 kawakami coffee roaster
山田駅から少し離れた住宅街で地元の人々に支持を集めるコーヒーショップ。手作りサンドイッチやキーマカレーのチーズトーストなど、フードメニューにもこだわりが光ります。ドリップパックやコーヒーシロップは手土産にも最適。焙煎機からたちこめる芳ばしい香りに癒されながら、ほっとひと息を。
16 珈琲倶楽部 AMI
自然食料理教室を主宰していた店主が、地元の野菜や卵などを使い、体にやさしい食事を提供する喫茶店。自家焙煎のオリジナルブレンド珈琲をはじめ、主菜、副菜、雑穀ご飯、スープがセットになった日替わりランチ、カレーセットのおいしさも評判です。定休日を利用した講座も開催。コミュニティが生まれる場所になっています。
17 Boulangerie le matin de la vie
フランスの街角にありそうな、小規模ながらこだわりの製法を追求するベーカリー。店主がフランス修行時代から大切に育てている天然酵母は、ハード系パンのおいしさの秘訣。店内のカフェスペースでは、ガラスや雑貨など作家による展示販売を不定期で開催しています。焼きたてパンと一緒にお楽しみください。
18 花あそび 春音
通りに面しているのに、まるで隠れ家のような落ち着いた空間が広がる、花と植物のお店。季節ごとの切り花や枝ものが並び、一輪挿しから大きな花器まで、部屋に花を飾って楽しむ生活のイメージを膨らませてくれます。インテリアのアクセントになる、ドライフラワーや多肉植物にも店主の審美眼が光ります。
19 intime
調理師専門学校で講師を勤めた経験もあるシェフが腕を振るうメニューは、きめ細やかな技術と和洋折衷のセンスを感じさせる味。ランチは、アミューズ・ブーシュから前菜、魚と肉どちらかのメイン、デザート、ドリンクを含むお手軽なコースを。夜もコースのみですが、子ども連れでも楽しめる、アットホームな雰囲気です。
20 Kakinoki Factory
定番人気のカレーパンやメロンパン、あんパンから、ちょっぴり変わりダネまで、豊富なラインナップで毎日食べられる味を提供。低温でゆっくりこね、時間をかけて焼きあげることできめ細やかなモチモチとした食感を引き出した「Kakinoki 食パン」は、口当たりがよく、そのままでも食べられるおいしさです。
〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園2-1
ららぽーとEXPOCITY1F 10450
営業時間/10:00~21:00
〈みんぱく〉に行く度に、どうして丸一日ここに居られる時に来なかったのだろうかと、同じことを思う。最初は所蔵品の膨大さに圧倒されて、その後に行った〈大阪日本民芸館〉で何を観たかを憶えていない。2018年の5月は、特別展「太 […]
〈みんぱく〉に行く度に、どうして丸一日ここに居られる時に来なかったのだろうかと、同じことを思う。最初は所蔵品の膨大さに圧倒されて、その後に行った〈大阪日本民芸館〉で何を観たかを憶えていない。2018年の5月は、特別展「太陽の塔からみんぱくへ –70年万博収集資料」が目的だったが、この時はみんぱくの姿勢に感動した。
この展示で、みんぱくに収蔵されているコレクションの一部を形成するのは、1968年から1969年にかけて、20名弱の若手研究者で組織された「日本万国博覧会世界民族資料調査収集団」が集めたものだということを知った。発案者は岡本太郎。50近い国や地域から2,500点ほどの資料が集められ、それらが「太陽の塔」内部に展示された。
驚いたのは、みんぱくがこれらの民族資料を提供してくれた地域の人々(ソース・コミュニティ)といまも連携して研究を続けていることだ。例えば展示されていたネイティヴアメリカンのホピ族のカチーナの像は、6体の解説があるのに5体しかない。非公開の1体は、ソース・コミュニティによってコミュニティの外に持ち出すことができない、存在することすら明かしてはいけないものだと判断され、その意志をみんぱく側が汲んで展示しなかったのだという。これってすごいことだと感心し、ぼくはますますみんぱくが好きになった。
EXPO’70の開催地となった大阪北摂地域一帯にまたがる1160ヘクタールもの丘陵地に、 “理想の暮らし”を描いた実験的な街、千里ニュータウンが誕生したのは今から50年以上前のことだ。私がこの千里ニュータウンで過ごしたの […]
EXPO’70の開催地となった大阪北摂地域一帯にまたがる1160ヘクタールもの丘陵地に、 “理想の暮らし”を描いた実験的な街、千里ニュータウンが誕生したのは今から50年以上前のことだ。私がこの千里ニュータウンで過ごしたのは、生まれてから5年ほど。おぼろげながら、その住環境を巨大なワンダーランドのように思っていた。丘の上に四角い棟が“生えている”ように点在し、その合間にある遊び場はそれぞれ造りが違って、緑いっぱい、木登りできる木もあちこちにあって毎日飽きることがない。そして、このワンダーランドの中にさえいれば、みんなに見守られている安心感があった。
時代とともに高齢化が進み、一時は取り壊しになると風の噂で聞いたこともあった。けれど、実際には水面下で復興させる動きがあったのか、そのおかげでリノベーションが進んで数十年ぶりに訪れると随分息を吹き返しているように見えた。当時は知る由もなかったけれど、千里ニュータウンとは海外にも例を見ない、日本初の大規模なニュータウン構想だった。丘陵を平地にせず地形を生かすことで多彩な景観を作り出し、歩車分離を徹底するなどコミュニティを考えさまざまに工夫を凝らした造成が行われたとか。そう知ると、今になって子どものころの感覚と繋がって、これまでにない郷愁が湧いてきたのだった。
※記載の内容は2019年7月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。
※記載の内容は2019年7月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。