1 Tribal Cacao
ビーントゥバーチョコレートの先駆け「Dandelion Chocolate」で経験を積んだオーナーが開店したチョコレート専門店。無添加のチョコレートは、どれも果実感や香りの余韻を楽しむことができます。タブレットチョコレートはブータンのテキスタイルをモチーフにしたお洒落なパッケージで、お土産としても人気。
1 Tribal Cacao
ビーントゥバーチョコレートの先駆け「Dandelion Chocolate」で経験を積んだオーナーが開店したチョコレート専門店。無添加のチョコレートは、どれも果実感や香りの余韻を楽しむことができます。タブレットチョコレートはブータンのテキスタイルをモチーフにしたお洒落なパッケージで、お土産としても人気。
2 雨の日の珈琲
長野県にある井上製作所が製造する優れた熱風式焙煎機を使用し、常時30種ほどの自家焙煎の珈琲豆を販売する珈琲専門店。試行錯誤を繰り返しながら、強い香りや豆の甘みを感じさせる深煎りの珈琲は、多くの珈琲愛好家の舌を唸らせています。その稀少な品揃えは、店主・久保田さんの長年の経験やこだわりの賜物です。
3 キネマ旬報シアター
創刊100周年を迎えた映画専門誌『キネマ旬報』が厳選した新旧の名作の数々を3つのスクリーンで上映。ロビーには上映作品にまつわる展示や映画関連の書籍を閲覧できるスペースがあり、映画ファンの憩いのスポットになっています。『キネマ旬報』最新号の発売日は“KINEJUNデイ”。1作品1,100円で鑑賞できます。
4 コンパル西口店
創業は昭和34年。柏駅西口からすぐの立地で、常に地元の人で賑わっている老舗喫茶店です。ドリンクだけでなく、軽食からデザートまで、喫茶店の定番メニューが揃っているのも愛される所以。中でもおすすめは、やや固めの食感が特徴の「自家製プリン」。“昔ながらの喫茶店”が好きな方はぜひお試しを。
5 Cafe Swallow
静かな住宅地に佇むこちらのカフェは、ヴィンテージ家具や骨董品が並ぶ落ち着いた空間。本八幡の萌李屋から仕入れる珈琲豆をハンドドリップした珈琲と手づくりケーキの相性は抜群です。店主・仁科さんの趣味がうかがえる写真集や書籍を眺めながら、珈琲を片手にゆっくりとした時間をお楽しみください。
6 えびす家
柏駅東口から徒歩3分。いつでも客足が途絶えない老舗のたい焼き専門店です。小倉あん、黒豆あん、クリームがたっぷり入った定番のラインナップに加え、お好み焼きの具をたい焼きに詰め込んだ、その名も「お好み焼きたい焼き」も大人気。ボリューム満点なので、小腹が空いた時のおやつにぴったりです。
7 ろじまる
柏市、流山市、我孫子市を中心に生産者と消費者がコミュニケーションをとり、食に関する理解を深めていくことを目的とした「ろじまる」が運営する野菜販売所。農家が直接納品をするので、新鮮で味の濃い野菜が揃います。冬~春限定の色どり豊かな野菜が詰め合わせになったサラダセットやミニ人参が売れ筋。
8 いしど画材
画材、額縁、紙の専門店。知識豊富なスタッフが、絵を描くための様々なアイテム選びや額装の相談にのってくれます。店舗フロアにはアートスクールがあり、現在はデッサン、水彩画など、8つに分かれた講座を開講しています。見学者も随時募集中。絵の専門的な技術を習得したい方は、ぜひ一度問い合わせを。
9 三日月氷菓店
日光の三ツ星氷室から貴重な天然氷を仕入れ、かき氷を提供するお店。ふわふわのかき氷に新鮮な果実やお茶からつくる自家製シロップや練乳をかけていただきます。注文ごとに丁寧に焼く「練乳で食べるパンケーキ」も人気メニュー。ストイックに美味しさを突き詰めた先にある、洗練された味を堪能してください。
10 カレーの店 ボンベイ本店
柏でカレーと言ったら、真っ先に名前があがるのがこちら。創業以来45年間不動の人気を誇る「カシミールカレー」は、スパイスの香りとコクを味わえる逸品です。季節の野菜を350グラム使った「柏オリジナルカレー」や白胡麻ベースの「ジャパニーズコルマカレー」など、個性の光るメニューも見逃せません。
11 バースデーレコード
ザ・ビートルズの貴重盤をはじめ、1960~90年代の洋楽、邦楽を幅広く扱う中古レコード店。レア盤が眠っていると評判を呼び、最近は外国人のレコードコレクターが訪れることも多いのだとか。店主・名村さんのいちおしレコードは、J・D・サウザーの「ユア・オンリー・ロンリー」。店舗はボンベイと同じビルの3Fです。
12 moora moora
オープンから10年。オーナーご夫婦のセンスと新鮮なよい花が揃うと評判を呼び、柏駅周辺の飲食店の装花を手がけることも多いフラワーショップです。全国配送も可能なので、お祝いごとやプロポーズなど、記憶に残るお花のプレゼントをしたいときに頼れるお店です。フラワーレッスンは予約制でマンツーマン。
13 Feel Wine&Dining
イタリアで修行を積んだシェフによる本格イタリアンバル。木製の家具と温かな照明、カジュアルなムードでいただく料理は、野菜や魚介、肉の素材の良さが実感できるものばかり。旬の食材を惜しげもなく使ったパスタランチもリピーター続出です。誕生日や記念日におすすめのコースメニューは3,500円から。
14 ハックルベリーブックス
“赤ちゃんから大人まで楽しめる本と雑貨”をコンセプトにした書店。本は子どもをとりまく生活・自然をテーマにセレクトされ、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。原画展やフェアのほか、軒先マーケット「本まっち柏」の企画など、本を介して人々の交流が深まるための活動も行なっています。
15 AYUBOWAN
アーユルヴェーダ(医食同源)の考えに基づき、健康に配慮したスリランカ料理を提供するお店です。初めての方はコロンボプレートがおすすめ。チキンカレー、レンズ豆とココナッツのミルクカレー、パパダン(豆粉のスナック)、ポルサンポル(ココナッツのふりかけ)、副菜を一緒に混ぜ合わせながら味わう人気のプレートです。
16 スワンベーカリー柏店
店内に足を踏み入れると、焼きたてパンの香りが漂い、やさしい気持ちになるベーカリー。毎日食べても飽きのこない食パンや子どもに人気の菓子パン、チキンカツサンドやタルタル白身フライサンドといった食事系など、様々な趣向を凝らしたパンが並びます。イートインスペースがあるのも嬉しいポイント。
17 L’atelier de drop’s
ショーケースには可憐にデコレーションされたケーキ、テーブルには素朴でかわいい焼き菓子。ラトリエ ドゥ ドロップスの店内は、所狭しとスイーツが並ぶ幸せの空間。子どもがお小遣いで買える価格帯の商品があるのも魅力です。特別な日はもちろん、自分へのご褒美として日常的に通いたいパティスリー。
18 麗園
創業は昭和52年。有名店で経験を積んだ店主・永井さんと台湾出身の奥さんがご夫婦で営む本格中華料理店です。人気メニューの酢辣湯麺やトマト麺、排骨炒飯などは、本場の味を再現。大きな円卓のある座敷もあり、アットホームな雰囲気で本格中華料理が食べられるお店として、地元人から厚く支持されています。
19 ストリームヴァレー
喫茶店の名店で経験を積んだオーナーが営む自家焙煎珈琲店。長年の経験から上質な豆だけを厳選し、“美味しい珈琲は体にやさしい”をモットーに一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。第一日曜日と第三日曜日には美味しい珈琲の淹れ方をレクチャーする教室を開催。珈琲愛に包まれた空間が広がります。
20 竹やぶ 柏本店
蕎麦粉は黒姫高原の契約農家から仕入れて石臼で挽き、田舎せいろは殻付の玄蕎麦を石臼で手挽きする手打ち蕎麦の店。先代の店主・阿部さんがフランスのシェバルの城に影響されてつくった空間は至るところに意匠を感じられ、ここにしかない食体験は訪れる人々を魅了しています。冬場は「にしん蕎麦」がおすすめ。
〒277-8550 千葉県柏市末広町1-1
柏髙島屋ステーションモール S館 専門店6F
営業時間/10:00~21:00
餃子が好物なのだが、いっとう好きな餃子は自分で作ったものだ。豚肉よりも白菜が多めで、ニラ、にんにくは体調により調整する。隠し味はオイスターソースと五香。皮から捏ねることもあるけれど、基本は市販のもので十分。ただ酢だけは好 […]
餃子が好物なのだが、いっとう好きな餃子は自分で作ったものだ。豚肉よりも白菜が多めで、ニラ、にんにくは体調により調整する。隠し味はオイスターソースと五香。皮から捏ねることもあるけれど、基本は市販のもので十分。ただ酢だけは好みのメーカーがあって譲れない。
自作の餃子が一番となると、外でわざわざ餃子は食べないといった流れになりそうなものだが、そうはならない。ばかりか積極的に専門店へ足を運ぶし、酒場でも品書きにその二字を見出したのなら頼まずにおれない。外食の餃子に望むのはただひとつ。家の餃子とはっきり異なる趣向であること。家餃子が東であるとしたら、外食の餃子は西。東西に優越はない。比べようのない両極で、食欲という燃えさかる太陽を支えてほしいのだ。
〈ホワイト餃子〉は今や本店の野田のみならず、ほうぼうで食べることが出来るが、私は柏店が初めて。バリッ!……ひとくち齧り劇画チックな破裂音が鳴り面食らった。焼きたてのパンのごとし。奥歯をしっかりと使う焼き餃子の皮はバゲットに匹敵する。ところで私は「焼き」と共にロゼワインを注文するという我ながら不可解な行動に出ていたのだが、正解だった。ここまで香ばしく頼りがいのある餃子なら赤ワインでも良かった。家では再現不可能。出かけるより他ない。
ホワイト餃子 柏店 柏市柏3-6-9 ☎04-7164-6367(地図A)
そこをよい町だと思うかは人それぞれだけれど、私の中での“よい町基準”のひとつはミニシアターがあることだ。この取材で各地を訪ね歩いていると、同じ斜陽化が進むジャンルでも、セレクトブックストアと呼ばれる個人経営の本屋さんは地 […]
そこをよい町だと思うかは人それぞれだけれど、私の中での“よい町基準”のひとつはミニシアターがあることだ。この取材で各地を訪ね歩いていると、同じ斜陽化が進むジャンルでも、セレクトブックストアと呼ばれる個人経営の本屋さんは地味に増え続けている一方で、ミニシアターは減少の一途を辿っている(ように感じる)。だからミニシアターが潰れない町には、何か特別な理由があるような気がしてしまう。
柏には、〈キネマ旬報シアター〉がある。キネマ旬報といえば100年続く映画雑誌だが、映画館の佇まいは風格というより親しみやすく、上映予定ボードも作品レビューも、手書き手づくりのポップが壁のあちこちに貼られていてロビーから映画愛にあふれていた。そして、上映ラインナップをよく見てみると、マイナーな作品だけでなく『劇場版 名探偵コナン』まで、振り幅がかなり大きいのもいい。その理由は、ボード一面にぎっしり貼られたお客さんからのリクエストにあるようで、その一つひとつにスタッフからの返事が書き込まれていた。
ところで柏には、“裏柏”と呼ばれる界隈があると今回初めて知った。“裏原”の全盛期に古着屋が続々できたことでついた呼称らしいが、もしかするとこの町に文化的なムードが絶えないのには、柏のユースカルチャーを支える“裏柏”の存在も一役買っているのかもしれない。
※記載の内容は2020年1月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業内容等の変更があり得ることをご了承下さい。
※記載の内容は2020年1月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業内容等の変更があり得ることをご了承下さい。