1 千葉公園
千葉駅から徒歩圏内にあり、千葉のセントラルパークとして愛されるスポット。大きな錦打池を囲む園内では、春の桜、夏の大賀ハス、秋の紅葉といった四季折々の自然が楽しめます。散歩やベンチでのおしゃべり、ボートあそび、スケッチなど過ごし方は自在。モノレールから見渡す錦打池の眺めは、千葉らしい風景のひとつです。
1 千葉公園
千葉駅から徒歩圏内にあり、千葉のセントラルパークとして愛されるスポット。大きな錦打池を囲む園内では、春の桜、夏の大賀ハス、秋の紅葉といった四季折々の自然が楽しめます。散歩やベンチでのおしゃべり、ボートあそび、スケッチなど過ごし方は自在。モノレールから見渡す錦打池の眺めは、千葉らしい風景のひとつです。
2 椿森コムナ
千葉公園そばにある、樫や銀杏の森に包まれたコミュニティスペースです。敷地内にはツリーハウスやハンモックで遊べるスペース、キッチンカーがあり、地元の飲食店が手がける自然派のフードやドリンクを用意。シアター上映やヨガ、マルシェ、ワークショップなどのイベントも評判。気持ちいい暮らしのヒントが見つかるはず。
3 Da.b
千葉弁の「だべ」(「でしょ」)から名付けられたという駅前のワインバー。オーナーシェフの紅谷さんは都内のアパレルやレストランに勤めた後、5年前に地元でお店をオープン。厳選したビオワインとよく合う、旬の食材を使ったセンス溢れる料理が秀逸。空間や音楽も心地よく、あっという間に夜が更けていきます。
4 豆NAKANO
駅のホームに面したガラス張りの小さなコーヒースタンドです。店主の仲野さんは学生時代から独学で自家焙煎を始めたそうで、小さな焙煎器を使い、産地や気候に合わせて豆を少量ずつじっくりロースト。約8種類の豆から、お客さんの好みに合わせて淹れるハンドドリップコーヒーは、香りが良くほっとするおいしさです。
5 豆大福本舗木村屋
地元で長年愛されるおやつの定番といえば、千葉神社の向かいにある木村屋の豆大福。創業は昭和7年。つきたての国産餅米を使って昔ながらの製法で作る豆大福は、北海道産小豆を使った餡と、ホクホクした赤えんどう豆の優しい甘みが広がる素朴なおいしさ。添加物不使用なので、その日のうちにいただきましょう。
6 小料理 野本
栄町駅そばで38年間ご夫婦で営まれている、小さな創作懐石料理のお店。ご主人は関西で修行し、千葉の老舗「花長」で親方を務めたそうで、毎朝市場から仕入れる旬の食材やかつおのダシを生かした、繊細で滋味深い料理がいただけます。手軽に食べられるランチ(写真)も人気。さりげないもてなしにも心温まります。
7 カフェ・デ・グレコ
歓楽街の角で、街を見守ってきた昔ながらの喫茶店です。大きな窓から外を眺める広い店内には、心地よい音量のジャズと共にゆったりした時間が流れています。この日はパンケーキをいただきましたが、20種以上揃うコーヒーのほか、喫茶店らしい食事メニューも豊富。朝から晩まで迎えてくれる、懐の広い一軒です。
8 千葉市美術館
円柱が並ぶ美しいネオ・ルネサンス様式の「さや堂ホール」が象徴的な美術館。昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店を保存・修復して残したものだそう。館内では若冲などの近代日本絵画から近代版画まで、多彩な企画展を開催。なかでも、北斎をはじめとする有数の浮世絵コレクションは見応え抜群です。
9 千葉劇場
ビルが並ぶエリアの2階にある、千葉でも希少なミニシアターです。1919年に開館した「亥鼻館」を前身とする歴史ある映画館だそうで、規模は小さいけれど質の高い作品やアート系作品を厳選。1スクリーン110席で、ロビーにはスタッフらの手で作られた作品紹介も。アットホームな雰囲気に誘われて、多くの映画ファンが訪れます。
10 ヨーロピアン
繁華街の中に現れる、蔦の茂った昭和な外観が目をひく純喫茶。木の温もりある店内では、常連さんらの朗らかな会話が聞こえてきます。ヨーロッパの濃いめの珈琲を出すことから店名を付けたそうで、マスターが1杯づつサイフォンで淹れる種類豊富なコーヒーのほか、水から淹れる名物ダッチコーヒーも美味。軽食や定食も揃います。
11 いのはな亭
千葉氏が居をかまえた、“千葉発祥の地”といわれる亥鼻公園エリア。千葉城(郷土博物館)や文化会館を散策した後、休憩に訪れたいのがこちらの茶店。四季の風情あふれる日本庭園に面したあずまやでは、手作りのあんみつやお団子などの甘味がいただけます。お隣には和室の茶室があり、茶会や句会、講座などが行われています。
12 千葉市科学館
複合施設「きぼーる」内にある科学館。内径23mの全天周ドームに1000万個を超える星を投影する、臨場感たっぷりのプラネタリウムが大人気。8-10階の常設展示フロアには 、人間の感覚や宇宙、テクノロジーなどのテーマごとに参加体験型の展示装置があり、身近にひそむ科学を、子供から大人まで楽しく体験できます。
13 タンメン胖
飲食店が集まる千葉中央駅エリアで目立つ、黄色いレトロな看板が目印。店内はカウンター中心で、ランチ時にはいつもお客さんで繁盛しています。オーダーすべきはやはりタンメン。炒め野菜が山のように乗ったボリュームに驚きますが、優しい味わいのスープで後味もすっきり。老若男女問わず、長年愛されるのも納得のおいしさです。
14 うつわ アダン
おしゃれなお店が点在する裏千葉エリアにある、手作りのうつわと道具のお店です。静かな店内には、女性店主がセレクトした国内作家もののうつわのほか、ヨーロッパを中心としたビンや食器、文具など、温もりやストーリーを感じるアンティーク小物が並びます。使うほどに味わい深くなる、お気に入りに出合えるはず。
15 TREASURE RIVER book cafe
壁一面の本棚には、千葉出身の店主・宝川さんが愛する写真やデザイン、建築などのアートブックが並び、本は店内で読んだり購入もOK。自ら腕を振るい、契約農家から仕入れる野菜や旬の素材を使った料理を用意するほか、不定期でイベント開催も。人が集うアットホームな“街の食堂”として、地元カルチャーを面白くする存在なのです。
16 千葉ポートパーク
千葉市のランドマーク、ポートタワーの麓に広がるレジャースポット。広大な園内には、海風が心地よい砂浜の人工海岸(ビーチプラザ)やポートタワーを見渡す円形芝生広場があり、テニスコート、手ぶらで楽しめるバーベキュー場も完備。季節や時間ごとに移り変わる港や夕陽の風景とともに、1日のんびりと楽しめます。
17 DIC川村記念美術館
庭園の中にある、池に面した古城のような佇まいの美術館。レンブラントやモネ、ピカソなどのコレクション展示のほか、フランク・ステラなど20世紀アメリカ美術の上質なコレクションが集結。圧巻はマーク・ロスコの壁画7点が並ぶ「ロスコ・ルーム」。時を忘れて堪能した後は、自然散策路の散歩がおすすめです。
18 千葉市動物公園
レッサーパンダの「風太くん」でおなじみ。緑豊かな園内には、新メンバーのライオン、仲良しのキリン夫婦、充実のサル類など、130種以上の動物が自然に近い状態でのびのびと暮らしていて、餌やりや乗馬体験ができる「ふれあい動物の里」も楽しい。動物たちの食事時間が公開されているので、合わせて周るのもいいですね。
19 カレーレストラン シバ
創業は昭和60年。2代目を継ぐ柴崎武志さんが作るのは、アーユルヴェーダの知恵に習った秘伝のレシピを受け継ぎつつ、独創的なスパイス使いと季節の食材を融合させた、オリジナルカレー。ライスを中心に六味(甘酸塩辛苦渋)をバランスよく合わせたカレーは奥深い味わいで、食後もおだやか。連日でも通いたくなります。
20 ホキ美術館
広大な公園「昭和の森」の隣に佇む、日本初の写実絵画専門の美術館です。まるで建築の一部が宙に浮いているような特徴的な建物は、緻密な写実絵画とじっくり向き合えるように設計されたそうで、三層の長い回廊を重ねた奥行きのある空間が印象的。森を眺めながら食事が楽しめるミュージアムレストランもあります。
休みの日は、まず眠気覚ましに美味しい珈琲を飲みに「豆 nakano」へ。窓から見える駅ホームの喧騒を全く感じることなく、ゆるりと珈琲を楽しむ。店長とアートの話をしていたら、「千葉市美術館」でおもしろそうな展示がはじまって […]
休みの日は、まず眠気覚ましに美味しい珈琲を飲みに「豆 nakano」へ。窓から見える駅ホームの喧騒を全く感じることなく、ゆるりと珈琲を楽しむ。店長とアートの話をしていたら、「千葉市美術館」でおもしろそうな展示がはじまっているのに気付いて、向かうことに。
千葉駅のランドマーク的なフクロウ交番の前を通って、閉店してしまった三越やパルコを横目に「千葉市美術館」へ。のんびり展示を見て、お気に入りの1階さや堂ホールで立ち止まり、改めていい建物だなと柱や扉を見ていたら、学芸員の友達に見つかってしまい、いろんな話に花が咲いて盛り上がってしまう。何故か料理の話になり、そろそろお腹すいたな~だけどまだ早いな~ってことで、最近なぜか裏千葉と呼ばれているエリアの友達のお店に。外で話をしていたら近くのお店の店主たちも出てきて、みんなでまたまたくだらない話を。発売されたばかりの雑誌の特集が台湾だよ!見た?となって、台湾料理か中華が食べたいな~ってことで「大福記 百円餃子」へ。
繁華街にあるのに家族経営なのがいい雰囲気。中国の寒い地方出身のお父さんの作る中華はかなり美味しい。お母さんと息子くんとレシピに使われている食材の話や、中国の土産話をしてお腹もココロも満足したので、夜風に当たりながら家に帰って、あとは寝るだけ。
千葉と聞くと、真っ先に“おいしいもの”が浮かぶ。といっても、いい飲食店をいろいろ知っているというわけではない。こだわりを持った農家さんや漁師さん、魅力的な加工品をつくる人たちのことをよくウワサに聞くからだ。千葉は水郷と呼 […]
千葉と聞くと、真っ先に“おいしいもの”が浮かぶ。といっても、いい飲食店をいろいろ知っているというわけではない。こだわりを持った農家さんや漁師さん、魅力的な加工品をつくる人たちのことをよくウワサに聞くからだ。千葉は水郷と呼ばれるほど水に恵まれていたため、古くから米作りが盛んだったという。香取の方には、酒造りを通じて発酵文化を伝える酒蔵「寺田本家」があるし、以前友人からもらった「馬場本店酒造」の地下水で作られたという白みりんもおいしかった。新しいところだと餌や育てかたに徹底的にこだわった養豚場「恋する豚研究所」。南総へ行くと九十九里には東京にもファンの多いピーナッツバターの「ハッピーナッツデイ」があり、大多喜町の月に一度だけオープンするという「チーズ工房千」にも行ってみたいと思っていた。そして今年の秋ごろには、同じ大多喜町にブックショップ「ユトレヒト」の元オーナーで、蒸留酒づくりの修業をされてきた江口宏志さんが手がける「mitosaya 大多喜薬草園蒸留所」ができると聞く。けれど、こうした食にまつわる生産現場が街中にあるわけもなく、千葉駅からだと一日ではとてもまわりきれない距離感だった。再開発が続く千葉駅。ほかにもまだまだありそうな千葉のおいしいものを一堂に集めてくれるお店ができるといいなと、ほのかな期待を寄せてみる。
※記載の内容は2017年 8月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。
※記載の内容は2017年 8月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。