国分寺

1 le fournil 木もれび

北口から歩いて15分の閑静な住宅街に佇むシンプルで暖かな雰囲気の店舗。ご夫婦で営む、国産粉や長期熟成などの生地こだわる焼きたてパンの店。具材には地野菜を使用。店内にはハード系、惣菜パンなど4050種の焼きたてパンが並び、中でももちもち、しっとりの湯種食パンが大好評です。ドリンクの販売とイートインスペースも有。

国分寺市本多5-22-6 APセダン1F
☎042-325-7569

2 kukka

ちょっと珍しい花や野の趣がある植物たちを扱うアトリエ「kukka」。店主・永井久恵さんが季節に応じた草花を使ってのレッスン(第2・第3の水~土)を開催したり、植物のことで困ったときや、オーダーの相談に乗ってくれたりと、ガーデニングや植物を日常的に楽しみたい人のためのサロン。一部の植物や花器は店頭で販売しています。

国分寺市本町2-23-7 #102

3 多根果実店

北口駅前商店街のシンボルだった昭和7年創業のフルーツと洋菓子の店が、移転をきっかけにカフェを併設して再オープン。とことん厳選した最高級の食材を使い、フルーツを最大限に生かしたケーキは、ご近所さん、そしてかつてここに住んでいた人たちのふるさとの味。なんとお酒でケーキをつまむ人のために、ビールとワインもあるのです。

国分寺市本町2-23-2
☎042-321-0180

4 くうふく

インコのイラストが迎えてくれる、旬の天ぷらを中心にした和食と多国籍料理のお店です。長年ホテルのカウンターで天ぷらを揚げていた村田大輔さんと吉祥寺の伝説の店「Kuu Kuu」の元調理スタッフだった由美子さんの作るごはんは、ビオワイン、日本酒など、おいしいお酒がよく似合います。

国分寺市本町2-22-2 セレニティ国分寺1F
☎042-324-2002

5 フジランチ

昭和48年から変わらない味を夫婦二人三脚で守り続ける、安くてボリュームたっぷりのできたて料理を提供してくれる昭和の洋食店。国産の肉・野菜を使用した、ハンバーグやカツレツなどの定食メニューは、学生や体力勝負のサラリーマンには嬉しいガッツリサイズ。一人でも気軽に入れて、毎日通いたくなるようなお店です。

国分寺市本町2-13-7
☎042-324-1589

6 Life Size Cribe

北口の路地裏にローカルの若者が集うコーヒースタンドがあります。ポール・バセットで修行したバリスタの吉田一毅さんが、学生時代過ごした国分寺で3月にお店をオープン。凍らせたグラスに冷たいミルクを入れてエスプレッソを浮かばせ、グラデーションが楽しめるオリジナルメニュー「Betty」は女性に人気のメニューです。

国分寺市本町3-5-5
☎090-9150-9111

7 だんごの輪島本店

創業36年になる、プロボクシング元世界王者・輪島功一が創業したお団子屋さん。現在はご家族が経営を引き継いでいます。味で勝負し、地元に愛されてきたお団子はあんこも含めすべて店内で手作り。180円~のお団子はもちろん、ボクシンググローブをかたどった「ファイト最中」は、国分寺手土産の大定番です。

国分寺市本町4-1-12
☎042-323-1611

8 おばあさんの知恵袋

「洋菓子舗 茂右衛門」の隣には、1974年から続く、子育て中のママの駆け込み寺的存在の絵本専門店があります。ロングセラーから新刊までが並ぶ絵本の中から要望に合わせて案内してくれます。おはなし会は毎週金曜日11時。授乳やおむつ換えのスペースがあったり、「茂右衛門」のケーキがイートインできるのも嬉しい。

国分寺市南町2-18-3 国分寺マンション B-03A
☎042-324-2708

9 洋菓子舗 茂右衛門

「アンティークアヴェニュー」の地下1Fの、一見和菓子屋のよう風情のお店。店内に入ると、ショーケースに並ぶのはフランスのお菓子です。リキュール強め、バナーたっぷりの香り高い味わいは、まさに大人の贅沢。サヴァランに、あんことくろみつ、ベルギーベールのタルト!? 未知のケーキとの遭遇が待っています。

国分寺市南町2-18-3 国分寺マンション B1F
☎042-323-8200

10 古書まどそら堂

5月31日に「アンティークアベニュー」に引っ越してきたばかりの「古書まどそら堂」は、60~80年代前半の古くてかわいい古書を集めたユニークな古書店。内容がB級であっても本自体の存在が面白ければよし、という店主小林吉壽さんの蔵書がベースになっています。旧店舗はギャラリースペースとなる予定だそう。

国分寺市南町2-18-3 国分寺マンション B-07B
☎042-312-2079

11 ほんやら洞 国分寺店

洞窟の入り口のように蔦で覆われた風貌の、シンガーソングライター・中山ラビさんが営む喫茶店兼バー。今はなき京都「ほんやら洞」を立ち上げた早川正洋さんが1975年に創業し、77年にラビさんが引き継いだ歴史あるお店です。ここに来たら、スパイスをふんだんに使った名物・スパイシーチキンカレーをぜひ!

国分寺市南町2-18-3 国分寺マンションB09
☎042-323-4400

12 殿ヶ谷戸公園

国分寺駅南口、徒歩2分に広がる、マイナスイオンと緑溢れる都立庭園。国の名勝として指定されている、歩く場所によって雰囲気が一変する造園手法の「回遊式林泉庭園」です。武蔵野の貴重な野草を眺めたり、竹林や湧水池を歩いていると、京都、はたまた鎌倉を旅しているかのような気持ちにさせてくれます。

国分寺市南町2丁目
☎042-324-7991

13 BIRD SHOP Piccoli Animali

鳥小屋のような店内に足を踏み入れると聞こえてくる、絶え間ない小鳥のさえずり。ここは、今年春にオープンしたばかりの小鳥専門のペットショップ。鳥好きの店長による選りすぐりの、文鳥、インコなどの小鳥はもちろん、鳥かごや遊び道具、栄養にこだわった小鳥専用餌、鳥モチーフ雑貨までを網羅した、ユニークな小鳥ワールドです。

国分寺市南町2-7-17 モーガンハウス
☎042-315-3820

14 オトメ

京友禅の仕事をしていた店主・落合芳光さんが素材から盛り付けにまでこだわった料理を求めて通う常連客で、平日の昼間から賑わう広東料理屋さん。ラードを使わないやさしい味わいとそのボリュームが人気の看板メニュー「五目かけ やわらか焼きそば」は、唐揚げをはじめ10種類以上の具材が入った大満足のひと皿です。

国分寺市南町3-13-10
☎042-326-0678

15 てる久

駅から少し離れた野川沿いにある蕎麦屋さん。北海道深川市多度志産のそば粉に、つなぎは群馬県大間々町産の小麦粉を使用した手打ちの二八そばは、コシよし、のどごしよし。お酒好きもゆっくりと楽しめるようにと、夜は一品料理のメニューも豊富に取り揃え、既存の蕎麦屋らしくないオープンな蕎麦屋さんとして地元でも愛される存在です。

国分寺市南町3-1-2 MOZART’90 1F
☎042-313-8797

16 カフェスロー

スローでエコロジカル、つながりのある暮らしを提案するオーガニックカフェの先駆けのようなお店。有機・無低農薬のものを使用したメニューが楽しめるだけでなく、「暗闇カフェ」など随時イベントを開催しながら、幅広い世代の人々がゆったりと過ごせる、交流の場となっています。

国分寺市東元町2-20-10
☎042-401-8505

17 ねじまき雲

ねじまき時計のような時間の中で、おいしい珈琲を愉しめる、まさに隠れ家のような空間。甘みと渋みが旨味として凝縮された自家焙煎のコーノブレンド「旋風」から珈琲リキュール、そして珈琲に合う羊羹まで、店主の長沼さんご夫婦の珈琲へのこだわりはただならぬものが。静かなまどろみの中で時間を忘れてしまいます。

国分寺市東本町2-18-16 吉野ビル104
☎0428-85-9228

18 お鷹の道

南口駅前の商店街を抜けた閑静な住宅街を歩くこと約20分、真姿の池湧水群の清流に沿って散歩ができる小径があります。名水百選のひとつでもあり、古くから街の人に親しまれるこの散歩道には、昔ながらの農家がとれたて野菜を販売する無人販売所があちこちに。都会の喧騒を忘れさせてくれる、懐かしい風景が今なお残っています。

国分寺市東元町・西元町

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COLUMN

ユナイテッドアローズ
グリーンレーベル リラクシング
セレオ国分寺

〒185-0021 東京都国分寺市南町3-20-3 1F

☎042-320-8050

営業時間/10:00~22:00

http://store.united-arrows.co.jp/shop/glr/

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COLUMN

飲み込むのが惜しくなるほど旨いカレー。

岡本 仁

先日、国分寺にカレーを食べに行った。いや、住所は国分寺だけれど、電車を降りた駅は国立だし、その店は『ダバ☆クニタチ』という名前だから、これは国立の話とするべきなのかもしれない。そもそも『ダバ☆クニタチ』は、いまのところ『 […]

先日、国分寺にカレーを食べに行った。いや、住所は国分寺だけれど、電車を降りた駅は国立だし、その店は『ダバ☆クニタチ』という名前だから、これは国立の話とするべきなのかもしれない。そもそも『ダバ☆クニタチ』は、いまのところ『MOROGORO』という店を借りて不定期に出現するポップアップ形式のカレー食堂なのである。ぼくはこの店を、『ダバ☆クニタチ』店主のインスタグラムで知った。フォローしたきっかけは憶えていない。インド旅行の写真に惹かれてだったかもしれない。しばらくするうちに、ときどき彼自身の料理を食べることができるイベントがあることがわかった。それが『ダバ☆クニタチ』だ。「いついつにやります」という告知がポストされると、自分のスケジュールを確認する。何故かいつも出張で東京に居ない時ばかり。友人がポストする『ダバ☆クニタチ』で食べた旨そうな料理の写真を眺めるだけの、悔しい日々が半年以上も続いた。そしてようやくチャンスが到来したのが、先日だったというわけだ。

根菜ダール、チキン・ラッサム、ナスのコロンブなど、辛さや酸味や旨味がバランス良く配されたランチプレートは完璧だ。完璧すぎて、この幸せを次に味わえるのはいつ、そしてどこでなのだろうかとそわそわしてくる。次もまた来られますようにと祈りながら食べた。

ダバ☆クニタチ 国分寺市光町1-45-12 080-4112-2013

看板は、ウソをつかない

石田エリ

その街を長い間ずっと眺めてきたような佇まいの店が好きだ。若い人には、お腹いっぱい食べさせるボリューム、お年寄りがひとりで来てもカウンターでゆっくりしていられるような……包容力のある、街にとってのセンパイのようなレストラン […]

その街を長い間ずっと眺めてきたような佇まいの店が好きだ。若い人には、お腹いっぱい食べさせるボリューム、お年寄りがひとりで来てもカウンターでゆっくりしていられるような……包容力のある、街にとってのセンパイのようなレストラン。

国分寺の北側を散策していた時、ふと見上げた先に輝いていた「洋食 フジランチ」の丸い文字は、看板からすでにいいセンパイのオーラを放っていた。中をチラリ覗くと老若男女入り混じっての満席。これはいい店発見!と期待をふくらませて扉をひらくと、カウンターと4人掛けのテーブル席が3つ、木目の壁には丁寧に額装された写真付きの手書きのメニューや、紫陽花の絵が飾られていた。古くても大事に磨かれてきた清潔感のある店内、エプロン姿のニコニコしたおかみさんが、ハイハイと盛ってくれる富士山級の大盛りごはん、ピシッとコック服のご主人のなめらかなフライパンさばき、ハンバーグもオムライスも、できたてが運ばれてくる。それはもうセンパイの鏡のような光景だった。斜め向かいの若い夫婦が営む「くうふく」で、「フジランチで食べたことはありますか?」と聞いてみると、「もちろん!いいお店ですよねぇ」と、後輩からも太鼓判。一朝一夕では、醸し出すことのできない42年という年輪も、フジランチの味わいを支えている。

※記載の内容は2015年7月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。

※記載の内容は2015年7月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。