1 藤沢市アートスペース
湘南にゆかりのある若手アーティストを中心に展覧会(原則無料)やワークショップ、講座などを開催。制作現場を一般に公開するオープンスタジオとしての機能も備え、アートの新たな可能性を見出し、地域とのつながりを深めながら活動している美術振興施設です。辻堂駅徒歩5分というアクセスの良さも魅力。
1 藤沢市アートスペース
湘南にゆかりのある若手アーティストを中心に展覧会(原則無料)やワークショップ、講座などを開催。制作現場を一般に公開するオープンスタジオとしての機能も備え、アートの新たな可能性を見出し、地域とのつながりを深めながら活動している美術振興施設です。辻堂駅徒歩5分というアクセスの良さも魅力。
2 COOKER’S GRILL
本格炭火焼きのジューシーなパテと辻堂で人気のベーカリー「リップル」に特注したバンズは相性抜群。シンプルに味わうなら、まずはクラッシックバーガーを。チェダーチーズたっぷりのチーズバーガーや自家製チェリージャムを加えたアメリカンチェリーバーガー、ジャークチキンなど、グリルを活かしたメニューも見逃せません。
3 MONK
スナックの跡地を改装して生まれた、ナチュラルワイン、クラフトビール、イタリア料理のバル。一見シンプルな料理にも食材のこだわりやシェフの腕が感じられ、未知なる食体験を可能にしてくれます。帰りがけの一杯、お子様連れや記念日のディナーなど、あらゆるシーンを彩る辻堂のニューウェーブ的存在のお店。
4 BAR PANCHO
イエローの壁にブルーの扉が目印のバル「BAR PANCHO」は、自社ブリュワリー「Barbaric Works」で醸造するクラフトビールやイベリコ豚、ジャージー牛、季節の魚介や野菜など、多彩な食材を用いた絶品料理が深夜2時まで楽しめる頼れるお店。マニアックなセレクトが評判のナチュラルワインも食事に華を添えてくれます。
5 パクチービストロザンシン
店主・佐藤さんのパクチー好きが高じて開店した、パクチーマニアのためのパクチーづくしの創作ビストロ。毎日茅ヶ崎の農家から仕入れるパクチーは鮮度が高く、香り豊か。人気メニューのパクチー餃子や鍋、アルコール類にもふんだんに使われているので、心ゆくまでパクチーを堪能できます。定期的にライブイベントも開催。
6 Minami Curry
スパイスが程よく効いた、日本人に馴染みのあるインドカレーが評判の店。バターチキンカレーや日替わりの気まぐれカレーなど、複数の味が楽しめる合いがけカレーが一番人気。ポテト、サラダ、ミニドリンクがついたキッズカレーやお土産用の冷凍カレー、テイクアウトメニューも湘南ママたちのお墨付きです。
7 カレーと家具。sii house
店主はオーダーメイド家具職人の荒木さんご夫婦。築60年の民家を改築した店舗はふたりが制作した家具とヴィンテージ雑貨が同居する温かみのある空間で、4種のベースのカレーを日替わりで提供。鶏と豆腐の納豆キーマカレーやパクチー☆烏賊の黒胡椒カレーなど、奥ゆきのある味に繊細な仕事を感じます。
8 Tea Call
茅ヶ崎出身の店主・三平さんは長年大船でバーを経営。フレーバーティーの美味しさに魅せられ、2018年に現在の場所に紅茶専門店として「Tea Call」をオープンしました。おすすめは茶葉の香りとミルクのコクを同時に味わえるアイスミルクティー。夜は日本各地の銘酒を楽しめるバーに変わり、違った雰囲気を楽しめます。
9 さくら食堂
ヘルシーなごはんを食べたい時は、迷わず「さくら食堂」へ。地元藤沢の有機農家から仕入れた野菜や無添加の調味料を使ったおかずや玄米ごはんは、体に沁みわたる滋味深い味で、心もお腹も満たしてくれます。ランチは日替わりで9種類のおかずを楽しめるプレートメニューや肉・魚定食が人気。
10 製菓シャトー
住宅街の小道でふと目に飛び込んでくる「シャトーのシュークリーム」という素朴な看板。“昔ながらの”と呼ぶのにふさわしいこちらのお店は、1968年創業の老舗洋菓子店。奇をてらわない真っ直ぐな味とシュークリームは1個60円、エクレアは70円という良心的な価格で子供から大人まで愛され続けています。
11 Chigaya
辻堂駅南口から辻堂海浜公園へ通じる道に位置するベーカリーカフェ。手作りのパンやケーキ、食器、BGMに至るまで、NYでスタイリストとして活動していた経歴を持つ店主・仲山さんの洗練されたセンスが随所に感じられる空間です。パンやケーキはなるべくオーガニックの食材を使用しているので、毎日でも食べられる優しい味。
12 27 COFFEE ROASTERS
スペシャルティコーヒーの基本理念である“FROM SEED TO CUP”(コーヒー豆からカップに至るまで)を湘南エリアでいち早く導入。店主・葛西さんが産地へと赴いてカッピングして見極めた高品質な珈琲豆だけを販売し、そのムーブメントを牽引しています。ハイエンドな焙煎機を見ることができるカフェ「CORNER 27」も併設。
13 海牛菜山
沖縄の民家を訪れたかのようなアットホームな雰囲気で沖縄料理との焼き鳥を楽しめる居酒屋。沖縄と湘南の食材を使った料理のお供には、蔵元から仕入れる泡盛や焼酎を。ゆったりと寛げる座敷もあるので、サーフィン帰りの人たちや家族連れ、同窓会など地元の人たちの宴会場として賑わっています。
14 パン・ケーキ・工芸 Hana Hana
国産小麦や有機天然酵母を使用し、店主・花田さんがカナダでの暮らしで習得したレシピでパンやお菓子を販売。中でもシナモンロールは、しっとりとした生地とシナモンの芳醇な香りが同時に味わえるリピーター続出の看板商品です。店内には花田さんの父・兵六さんが描いた色とりどりの絵画が飾られ、心温まる空間が広がっています。
15 海蔵
サーフィンがきっかけで湘南に通い出したお笑い芸人・ほんこんさんが経営・プロデュースするたこ焼き店は、大阪式のたこ焼のみならず、ほんこん焼き(キャベツ焼)も人気メニュー。生地を寝かすことでモチモチとした食感に仕上げているそう。隣に座ったお客さんとすぐに親しくなれるような緩やかな雰囲気も湘南ならでは。
16 POURQUOI?
イタリアパン、パン・ド・カンパーニュ、石窯焼のピザ、サンドイッチ、デニッシュなど、常時70種類のパンを製造し地元の人々から支持を得ているベーカリー。すべてのパン生地に自家製酵母(ルヴァン種)を使用し、塩や全粒粉までこだわり抜いているので、その味わいは格別。遠方から買い求めるお客さんもたくさんいます。
17 とんかつ大関
近隣の飲食店の店主さんのお気に入りの店として度々名前が挙がったのが、昭和53年創業のとんかつ専門店。厨房の中でテキパキと調理する料理人たちから提供される揚げたてのとんかつは、豚肉の旨味と甘味をたっぷりと噛み締められる一皿。付け合わせのキャベツにかける特製ドレッシングにもファンが多いのだとか。
18 THE GREEN STAMPS CAFE
東京のカフェでバリスタとして修行した店主・山田さんが辻堂ののんびりとした空気に惹かれて昨年オープン。浅煎り、中煎り、深煎りによってスペシャルティコーヒーの豆の仕入れ先を変えるなど、細部にまでこだわります。つながりのあるアーティストの作品も展示されていて、独自のカルチャーにも触れられるお店。
19 鵠沼海浜公園スケートパーク
近年ますます注目が集まるスケートボードシーンにおいて、日本では初めてとなる国際レベルのコンビプール(コンクリートで整形した窪地状のコース)が完成したスケートパーク。敷地にはビギナーズエリアやミニランプなど初心者向けの設備も充実。海岸沿いの開放的なロケーションなので、散歩コースにもぴったりです。
20 ラチエンスムージー
スムージーとアサイーボウルの専門店として移動販売車でスタートし、2014年に店舗を開店。常時50種類のスムージー、アサイーボウル、ピタヤボウルを提供しています。スーパーフードマイスターの店主・橋本さんがサポートするジュースクレンズのプログラムも好評。目で見て、味わって、健康になれるお店です。
甘いものはほんの少し、気に入ったものがあればいいと思っていた。そんな私に、友人の誕生日ケーキを手配する役目がまわってきた。はて!? と、悩んでいたところ、信頼する酒屋さんがいいところがあるよ、と教えてくれた。取り扱うも […]
甘いものはほんの少し、気に入ったものがあればいいと思っていた。そんな私に、友人の誕生日ケーキを手配する役目がまわってきた。はて!? と、悩んでいたところ、信頼する酒屋さんがいいところがあるよ、と教えてくれた。取り扱うものがほぼナチュール系のワインに限ったその店には、ワイン好きはもとより、料理人たちがあちらこちらからやって来る。そのなかに、ご主人が配達帰りについ買い食いをしてしまうスイーツを作るパティシエがいるという。しかも、ケーキやコンフィチュールに、私が愛してやまないアルザス地方のワインをガツンと使っていると聞き、すぐさま、オーダーした。これが、茅ヶ崎の鉄砲通りとラチエン通りの角にある「MAISON BON GÔUT」との出会い。しっとりしたスポンジと口の中でシュッととろける生クリーム、これでもかとのせられた季節の果物。スタンダードな組み合わせなのに、いくらでも食べられる軽さに驚くと同時に、あっという間になくなったケーキをどうしても食べたくて、すぐさまお店へ向かった。そこで初めて、パティシェの方がアルザスのフェルベールさんのところで修業された方だったと知った。お店も、15年ほど前に訪ねたアルザスのお店の雰囲気を思い出すものだった。人も、お店もおいしいにしっかりつながって納得。そんなわけで、このところ甘党になりました。
MAISON BON GÔUT 茅ヶ崎市松ヶ丘1-10-1 ☎︎0467-53-9215(地図A)
東京に暮らしていると、「湘南」という呼び名がどこからどこまでを指しているのか、実のところよくわかっていない。辻堂「BAR PANCHO」のカウンター席でそんな話をしていたら、隣に居合わせたローカルの方々が、「実際に住んで […]
東京に暮らしていると、「湘南」という呼び名がどこからどこまでを指しているのか、実のところよくわかっていない。辻堂「BAR PANCHO」のカウンター席でそんな話をしていたら、隣に居合わせたローカルの方々が、「実際に住んでる人たちは、大して“湘南”を意識していないよ」と、むしろもっと細かく街それぞれにカラーがあるのだという。じゃあ、この辻堂はどうですか? と聞くと、こんな説明だった。両隣の藤沢と茅ヶ崎は、ひと昔前の世代が作った街で、その間にある辻堂は、これまで開発から取り残されてきたため取り立てて何もない田舎町だったと。それが、テラスモールができて以来、湘南界隈の中では一番家賃が安く東京へのアクセスも良いことで注目が集まり、東京から移住する若い世代が増えポツポツと店ができて垢抜け始めている。これから一番伸びしろのある街、なのだとか。
何もないなりに何かあるだろうと、辻堂らしいものと言えば? とさらに聞いてみると、みんな考え込んでしまった。絞り出すと「住民の駅設置運動と資金提供によってできた唯一の国鉄(JR)駅」であることと「駅のホームが日本で“二番目”に長い」こと。そして、「源頼朝が“落馬”した場所」(そう書かれた立て看板があるらしい)。これを聞いて、私の中でグッと辻堂の好感度が上がったのだった。
※記載の内容は2019年3月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。
※記載の内容は2019年3月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。