福岡

1 鈴懸 本店

1923年創業の和菓子屋さんです。この本店にはカフェが併設されていて、お店で売っている和菓子はもちろん、パフェやアイスクリームなどイートイン限定の甘味もたくさん。その場で点ててくれる抹茶は、とても上品な味わいです。もちろん季節のメニューも。夏はかき氷。あまおうを使ったものが体に沁みました。

福岡市博多区上川端町12-20 1F
☎092-291-0050

2 櫛田神社

7月に行われる博多祇園山笠、10月に行われる博多おくんちなどの祭事を行う、博多にはなくてはならない神社。5月の博多どんたくの松囃子一行も、神社の祭事ではないものの、ここから出発します。そんな話を聞いたからかどうかわからないのですが、訪れる度に、不思議と力が漲る場所なのです。

福岡市博多区上川端町1-41

3 中州ぜんざい

川端から中州へと向かう水車橋のたもとにあるぜんざい屋さん。ここら辺は、下町情緒を感じさせてくれるお店が多く、こちらもご多分に漏れず。今回は夏季限定のメニュー、小豆のシェイクである「氷しるこ」をいただきました。これが結構濃厚な味わい。かき氷とはまた違った、冷やっこい夏の甘味がたまりません!

福岡市博多区上川端町3-15
☎092-291-6350

4 旭軒 春吉店

カウンターだけの小さな店内は、昔からのたたずまいが今も残されています。カリカリに焼かれている一口サイズの餃子は、キャベツの千切りと一緒に提供され、何皿でもいけちゃいそうな感じ。具は、野菜の甘みが感じられるやさしい味です。地元のお客さんも多く、ここでしか味わえない雰囲気があります。

福岡市中央区春吉2-13-22
☎092-761-3819

5 TAGSTÅ

エスプレッソを中心としたコーヒースタンドのお店。軒先にベンチはあるものの、店内は立ち飲み用のテーブルしかないのが、ここならでは。奥にはホワイトキューブのギャラリーがあって、不定期ではあるのですが、展覧会やワークショップ、ライブなどが行われます。福岡のサロンのような場所なのです。

福岡市中央区春吉1-7-11 1F
☎092-724-7721

6 LILLET

友人から「何を食べても美味しいけん」と言って連れて行ってもらったレストランなのですが、その言葉に偽りなし。「アボカドとうなぎの生春巻き」「枝豆のペペロンチーノ」など、料理研究家の福永スミオさんが作るお皿は、どこか一工夫をしてあるウマさです。メニュー数も豊富で、夜遅くまでやっているのも嬉しい。

福岡市中央区高砂1-11-8 今西ビル301
☎092-522-6526

7 梅山鉄平食堂

魚を中心とした食堂です。メニューの種類がものすごく豊富で、訪れる度に何を注文すればいいのか迷いに迷います。けど、どれもが新鮮で美味しい。仕入れによってお品書きも毎日変化するようです。お味噌汁を貝汁にするのがオススメ。自由に使えるフリカケも絶品! ああ、この食堂が近所にあったら、と強く願うのです。

福岡市中央区渡辺通3-6-1 1F
☎092-715-2344

8 屋台おかもと

年々その数は減っているようですが、屋台は福岡の夜の食を語る上ではいまだ外せません。けど、一体どこに行ったらいいのか…。取材で訪れた先の店主に教えてもらったのがここ。屋台では珍しくチャーハンを出していて、これが幸せの逸品。ラーメン、チャンポン、おでん、串焼きなど屋台の基本メニューもうまかった!

福岡市中央区渡辺通り4丁目BiVi福岡前
☎090-3798-7347

9 池三郎

鶏をベースとしたスープに餃子とネギがたっぷり入っている「炊き餃子」がメインディッシュ。黒い柚子コショウと一緒にいただき、最後には麺を入れて〆ます。つまみの一品料理も感動的。白コロにゴボウが刺さっている一品や、蓮根チップスが入ったポテトサラダなどで、どんどんお酒と会話が弾みます。

福岡市中央区今泉1-10-15 2F
☎092-739-7550

10 万作

カウンターの奥からはおでんの湯気が立ち上り、テーブルでは酒を片手に食事を楽しむ人々。で、お品書きを見てみると…「P肉」「春菊レモネード」「カルシューム」と不思議な文字。果たして何が出てくるの?と思われるかもしれませんが、和食のお皿が出てきます。大将とママのユニークさが、料理名にも反映されている素敵な居酒屋なのです。

福岡市中央区今泉1-4-2 1F
☎092-751-8973

11 manu coffee 大名店

さまざまなショップやレストランが立ち並ぶ大名地区。古いビルの隙間を奥に進むと、このコーヒーショップに出会えます。自家焙煎をしていて、フレッシュな味が楽しめます。待ち合わせにもデートにも場所柄バッチリ。午前8時~10時は、アイスもホットも200円でモーニングコーヒーを出してくれるのも嬉しい限り。

福岡市中央区大名1-1-3 1F
☎092-732-0737

12 petrol blue

心地よい店の定義は皆違うのかもしれませんが、「店主の趣味」が1つ大きな要素でもあります。このバーに入ると、壁のポスター、メニューなどに、店主が敬愛しているであろう音楽や映画の片鱗を見ることができます。それだけで仲間になった気分となり、お酒がさらに美味しくなります。通称「ペトブル」と呼ばれる心地よいバーです。

福岡市中央区大名1-10-21 大名エイトビルⅡ 5F
☎092-714-6786

13 田口商店

知らない街に訪れて、必ずしたいことの1つはレコード屋さんに向かうことです。ネットで買うことが多くなった音楽ですが、旅をしているときはいつもと違った選曲をしたい気分になります。店主が「うちは、なんでも揃えていますよ」と言うように歌謡曲からロックまで手に取りやすい音楽がたくさん詰まっていました。

福岡市中央区赤坂1-2-6
☎092-716-0087

14 かわ屋 警固店

初めてこの店に訪れた際に感じた味の衝撃は忘れられません。メインは、焼いては寝かせ、を6日間繰り返して仕込まれた「とり皮」。過度に油っぽくなく、味が凝縮されてやわらかな串は、1人10本は軽く平らげることができるヤミツキ度が非常に高いもの。わさび醤油でいただく、ササミの「しぎ焼き」もオススメです。

福岡市中央区警固2-16-10 1F
☎092-741-4567

15 ブックスキューブリック けやき通り店

映画監督、スタンリー・キューブリックの名前から命名されたという本屋さん。創立は2001年(宇宙の旅!)だそうです。アート、デザインの書籍や雑誌、リトルプレス、はたまたビジネス書まで、生活を豊かにするための本がたくさん揃っています。セレクトがしっかりと効いている、本好きにはたまらないお店。

福岡市中央区赤坂2-1-12 1F
☎092-711-1180

16 ボンジュール食堂

フランス語のビストロを和訳すると、食堂という言葉がやはりぴったりくる。そんな確信を得ることができるフレンチレストラン。ステーキにフライドポテト、フランスパンのサンドイッチ「カスクルート」。どれもボリュームがあって、そして優しい値段設定。ワイワイガヤガヤ、と皆で楽しい食事を楽しめます。

福岡市南区塩原3-26-23
☎092-551-8151

17 手音

店内に入ると、コーヒーの香ばしさがつんときて、これから美味しい一杯をいただけるのだな、とワクワクする珈琲店。「爽」と「薫」と名付けられた2つのブレンドに加え、豆別のメニューもあり、ネルドリップで淹れてくれます。自家製のコーヒーゼリーもおすすめ。店主がネルの布を丁寧に縫っていた風景も印象的でした。

福岡市南区塩原4-12-10
☎092-512-6117

18 おきな堂本店

大橋駅のロータリーにある和菓子屋さん。派手ではないけれども、昔から地元の人に愛されてきた雰囲気がとてもいい。伺ったときは、おはぎをいただきました。小豆は甘すぎず、ひかえめな味。店内にはイートインができる「茶房カフェ 四季」という喫茶コーナーもあり、小休憩にもぴったりです。

福岡市南区大橋1-2-18
☎092-541-4677

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COLUMN

ユナイテッドアローズ
グリーンレーベル リラクシング
アミュプラザ博多店

〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
アミュプラザ博多 6F

☎092-413-5362

営業時間/10:00~21:00

http://store.united-arrows.co.jp/shop/glr/

ユナイテッドアローズ
グリーンレーベル リラクシング
天神イムズ店

〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-7-11
イムズ 3F

☎092-737-3411

営業時間/10:00~20:00

http://store.united-arrows.co.jp/shop/glr/

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COLUMN

悲しみよこんにちは。

岡本 仁

福岡に行くと必ず寄るのは『ペトロールブルー』というバーで、別にそこで酒を飲んだくれるわけでもなく、ただカウンターの向こう側でニヤニヤしているKくんと話したいがためである。彼は大名にある自分のバーの前の通りを「ボンジュール […]

福岡に行くと必ず寄るのは『ペトロールブルー』というバーで、別にそこで酒を飲んだくれるわけでもなく、ただカウンターの向こう側でニヤニヤしているKくんと話したいがためである。彼は大名にある自分のバーの前の通りを「ボンジュール通り」と勝手に呼ぶ。バーの数軒先の丁字路に『ボンジュール』というパン屋があるのだ。ぼくはKくんを知るよりも先にボンジュールのことを知っていた。友人が「シナモンクロワッサンが美味しい」と教えてくれて、たまに朝食用にそれを買っていた。もちろん自分が暮らしている街ではないから、本当にこれまで行った回数を足しても10本の指に満たないだろう。

あるとき、定休日ではないはずなのにシャッターが閉まっていた。貼紙がしてあったから近づいて読んでみると、店主が体調を悪くして長期間休んでいるらしい。そのことへの丁寧な詫び文の余白には、いつもここへ通っているに違いない大勢の人々の励ましの言葉がびっしりと書き込まれていて驚いた。その次に行ったときには無事に再開していて、いつものようにシナモンクロワッサンを買った。

『ボンジュール』の閉店はKくんから聞いた。福岡へ行ってもあの店はもうないのだと思うと悲しいが仕方ない。せめて、Kくんが「ボンジュール通り」という呼び名をずっと使い続けてくれたら嬉しい。

*ボンジュールは201361日に閉店しました。

シチュエーション・コーヒー

島本 塁

大名にある『manu coffee』へと初めて訪れた時、オープンエアの回廊で、コーヒー片手に思い思いの時間を過ごす人々を見て、僕は心を打たれた。そこには、他のところでは感じたことのない自由な空気が充満していたのである。店 […]

大名にある『manu coffee』へと初めて訪れた時、オープンエアの回廊で、コーヒー片手に思い思いの時間を過ごす人々を見て、僕は心を打たれた。そこには、他のところでは感じたことのない自由な空気が充満していたのである。店の裏にはビニールハウスがあって、あまり見たことのない植物が育てられている。聞くと、大橋にあるラン専門店の別店舗『PLACER WORKSHOP No.2』であるようだ。

今回、店主Nさんと話す機会が持てた。彼は「シチュエーション・コーヒー」を目指している、と言う。実のところ、ぼくはコーヒーを飲むのがそんな得意じゃないのにカフェが好きなのだけど、彼のその一言で、自分のフェティッシュみたいなものが改めてわかった気がする。

もう1つ、ぐっときたポイントは、仲間同士が一緒に作っているということだ。そこで、Nさんに「福岡では、同世代が寄り集まり、1つの場所を作り出すことが、よくあるんですか?」と聞いてみた。答えはこうだった。「ぼく、あまり徒党を組んで何かをするの、得意じゃないんだよね」。『PLACER WORKSHOP』をやっているU君にもそのことを聞いてみたら、Nさんと同じような答えが返ってきた。つまりは、2人が共にこの場所を作り上げる必然性が、馴れ合いではない所にあったということだろう。ますます、この店を好きになった。

※記載の内容は2013年8月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。

※記載の内容は2013年8月の発行時点での情報です。
※予告なく移転や営業時間等の変更があり得ることをご了承ください。